qPCR: Dice (D棟)
Materials
- qPCR 用 0.1 ml 8連チューブ/キャップ (TaKaRa, NJ907)
Protocol
- 本体裏の電源スイッチは常時オンになっている。本体正面の電源ボタンを押し、起動した画面の「Stand by」がオンであることを確認する。
- PC のデスクトップの「TaKaRa DiceRealTime Single」を起動する。
- 「File」→「New」で実験を新規作成する。
- 「Experiment Type」の画面で「RQ (M): Relative Quantification (Multiplex)」を選択し、「OK」を押す。
- 左上が「Plate Setup」、タブが「Target & Sample Setting」の画面で、以下の設定を行う。
- Target:「Type」は「TOI」(target of interest) を選択。
- Target:「Dye」は「FAM」になっていることを確認。
- Target:「Name」に遺伝子名を入力。遺伝子の数だけ繰り返す。
- Sample:「Type」は「UNKN」(unknown) を選択。
- Sample:「Name」にサンプル名を入力。サンプルの数だけ繰り返す。
- 入力が終了したら、画面右下の「Update」ボタンを押す。
- 画面左上が「FAM」であることを確認。Well を選択して遺伝子名とサンプル名を設定する。
- 左上が「Thermal Profile Setup」で以下の設定を行う。
- 画面左上の「FAM」がチェックされていることを確認。「ROX」のチェックを外す。
- 「Speed」が「Normal」であることを確認。
- 画面下側の「Pattern」から「Dissociation」を選択し、「Add Pattern」ボタンを押す。
- 「Start Run」ボタンを押し、実験ファイルを保存すると qPCR が始まる (90 min)。
- 左上が「Result / Analysis」の画面で、以下の設定を行う。
- 画面左上の「Filter」の「FAM」をクリックしてオンにする。
- 画面右上の「Full」をクリックして、グラフを1画面にする。
- グラフの Y 軸を右クリックし、「Y axis」→「Scale」→「Log」で対数表示にする。
- 画面右下の「Selector」をクリックし、プレートの画面を出しておく。
- qPCR が終了したら、「Analysis Data」から「Text Report」を選択する。
- 「Column」の「Target Name」と「Sample Name」をチェックする。
- Well を選択してデータを表示させたら右クリックし、「Export Data」→「Excel」でファイルを保存する。
- 解析には「Ct (CP)」値を用いる。「Ct (SDM)」は使わない。
- 本体ディスプレイ「Shut Down」で電源を切る。本体裏のスイッチはそのまま。ノート PC を閉じてスリープ。