分子細胞機能学研究室

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Materials

• マウス (C57BL/6J, 雄, 8-12週齢)
• Opti-MEM (Thermo, 31985070), 4°C
• Amphotericin B [Fungizone] (×100, 250 ug/ml) (Wako, 019-23891), -20°C
• 解剖用具
• 10 cm ペトリディッシュ
• 6 cm dish

Protocol

Day 1

10 cm ペトリディッシュに 10 ml の Opti-MEM、6 cm dish に 10 ml の Opti-MEM と 1/100 量 (100 ul) の amphotericin B を入れ、インキュベーターで 37°C に加温しておく。

1. マウスを安楽死させ、70% EtOH で消毒する。
2. 開腹し、横隔膜、肋骨、胸骨を切断・除去する。
3. 心臓と肺を摘出し、大動脈を露出させる。
4. 頭側の大動脈を切断し、ピンセットとハサミで脊椎から剥離し、腹部のブランチで切断する。
5. 大動脈を 10 cm ペトリディッシュの Opti-MEM に移し、脂肪や余分な血管を除去する。
   拡大鏡下で、大動脈は白色、脂肪は褐色に見える。
6. 【オプション：Baker 2012】
   27 G の針を装着した 1 ml のシリンジで Opti-MEM を吸引し、針を大動脈に入れ、フラッシュして洗浄する。
   成体マウスの場合のみ行う。フラッシュに失敗すると血管新生が見れない可能性がある。
   技術的に少し難しいので無理に行わなくても充分に血管新生は観察できる。
7. メスで大動脈を 0.5 mm 程度に輪切りし、6 cm dish の Opti-MEM に移す。
8. CO₂ インキュベーション, 37°C, O/N。

Day 2

References