大腸菌の形質転換
Materials
- コンピテントセル (E. coli DH5a), -80°C
- プラスミド溶液, -20°C
- LB plate, 4°C
- X-gal 溶液 (20 mg/ml [2%]) (ナカライ, 03971-71), -20°C
Protocol
- LB plate をインキュベーターで温めておく, 37°C。
- 必要であれば 30 ul の X-gal 溶液を LB plate に塗布し、RT or 37°C で乾燥させておく。
30 ul は少量なので、プレート全体 (特にプレート周辺部) に行き渡るよう、万遍なく塗り広げる。
- ヒートブロックを 42°C に温めておく。
- コンピテントセルを氷上で溶かす。手で温めない。
- 適量 (コンピテントセルの 1/10 以下) のプラスミド溶液をコンピテントセルに加える。
加えるだけでピペッティングしない。
- 氷上でインキュベーション, 20 min。
- 42°C のヒートブロックでインキュベーション, 1 min。
- 氷上でインキュベーション, 5 min。
- 5-10倍量の SOB medium を加えてインキュベーション, 37°C, 30 min。
- 温めておいた LB plate を出し、日付などをラベルしておく。
- 大腸菌懸濁液を LB plate 上に移す。
- アルコールランプで滅菌したコーンラージ棒で大腸菌懸濁液を LB plate に塗り広げる。
- インキュベーターで培養, 37°C, O/N。